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働き方改革

{弘前市最勝院五重塔。明暦二年(1656)起工と伝わる。
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皆様にとって働くとはどんな事ですか?
働くことは楽しい事でしょうか?
それとも辛い事でしょうか?
何の為に働くのでしょうか?
生活の為、お金の為でしょうか?
好きな事、やりたい事を仕事としているのでしょうか?
働き方改革なるお題が出て来て、もう何年にもなりますが、初めは「何の話しだろう?」と思い、それからその講演や中身のお話を見たり聞いたりしたものですが、それでも「何の話しだろう?」という感覚は変わる事はありませんでした。
「働き方改革じゃなくて、多く休もう出来るだけ楽しよう改革の間違いでは?」と思っていたものです。
「それじゃあ、たまには流行に乗って自分も働き方改革をしよう。」と思い自分なりの改革に取り組みました。
巷の方針や行政が示す指針通りにやってしまうと、個人の飲食店は廃業してしまうので、それとは全く違う路線で行こうと考えたものです。
そもそもその動機は、社会人になってそれなりの年月が経ち、今までしてきた事をこれからもするのか?やり続けられるのか?今まで通りが良いのか?そうでは無いのか?別な方法や行動を変更するのがプラスになるのか?
などを考慮した結果、働き方も自分なりのオリジナルなモデルを構築し、自分の実力と生き方や感覚などに照らし合わせてやり繰りすれば良いと感じたものでした。
この辺のやり繰りも、大きな会社の小さな歯車でいるのではなく、小さな店の大きな歯車でいる特権と思えるところです。
料理人になって実際働き始めてみると、おおよそ料亭、割烹料理屋では、朝の7時か8時くらいから夜の10時か11時くらいまで。1日15〜16時間働くのは普通の事で、休みも月に2〜3回というのは大袈裟な表現ではなく、極々普通の事であります。
今ではそれを「ブラック企業だ。」「基準に反する。」「時代錯誤も甚だしい。」などの御意見をお持ちの方は、遠慮なく別な事をしていればいいですし、料理の世界にご興味を持たなくて宜しいかと思います。料理だけでなく仕事事態に興味を持たなくていいのかも知れません。楽をする程自分を低レベルに追い込むし、情勢を見極め頑張れば楽しく過ごしてるでしょう。
個人的には日本が世界に誇れる精神文化の一つに、勤勉、誠実、探求心など仕事に取り組む姿勢は素晴らしい事だと思います。働きたい人やる気が有る方は好きなだけ自分が納得出来るまで、時間を気にせず働けばいいと思います。
{青森市堤川から望む。}
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元メジャーリーガーで、大きな記録、成績を残した選手が社会に与えた影響、功績は数字以上のものがあると感じます。
勿論、年間最多安打、10年連続200本安打などなど記録も凄いですが、自分個人が感じる多くの方々に広く知らしめたことは、その成績を残すために普段からどんな行動、生活、練習、意識などをしなければならないか。才能ではなく努力、精神、時間の使い方、などなどを多くの方々に認知させた事が非常に大きな社会貢献だと思います。
その前の世代までは、スポーツ選手の練習方法、技術・知識にスポットライトを当てて取材はしても、私生活から普段の行動からご飯は何を食べている、ペットはなんだ。なんてところまでカメラが入る事はなかったでしょう。
その取材を許可した選手にも、そこまで取材を進めた取材方にも感謝しなければならないでしょう。
朝早くからストレッチマシンで時間を掛け体を動かし、合同練習の何時間も前から球場に入り一人で練習をはじめ試合が終わってからも一人残って練習をして一日中野球に接している。試合時間は3時間ほどだが、その3時間の試合の為にその前後何倍もの時間を練習に費やしている姿が記録以上に多くのファンを掴んだものでしょう。
成績はその選手の才能だけで残せるものではないでしょう。
1%の才能と99%の努力と言われるように、才能があっても努力をしなければ続ける事は出来ないものです。
ホームランやヒットの数が一番多い選手は誰よりも多くバッティング練習をしているでしょう。球界ナンバー1の鉄壁の守備と呼ばれる選手は誰よりも多くの時間守備練習をしているでしょう。
これはスポーツの世界だけに限ったことでは無く、どんな職業にも共通する事だと思います。
日本の物作り、知的財産、精神文化、経済力などを支えてきたのは勤勉、誠実、努力、研究熱心などなどが複合的になされてきた結果だと思います。それを捨てるような改革は感心出来ません。日本を弱体化させこれからの世代を経済的にも精神的にも貧乏にさせるだけでしょう。
{黒石市温湯(ぬるゆ)地区}
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自分が考える働き方改革は、仕事時間を短縮する事よりも精神面で余裕を持ち一つ一つの質の向上を図り、満足出来る仕事をすることに重点を置く事でした。
技術、知識、経験、精神面、生き方などを考慮して、何が自分にとって良い方法なのかを探りながら、時間を過ごす様に努めています。
若かれし頃は中々出来なかった事が今ではすぐ出来るし、分からなかった事で進まなかった事が知識が身に付き直ぐに対応ができる様になるなど、積み重ねてきた経験が時間や精神面のコントロールをすることにより余裕を作り質を高めていく事が出来ます。
多分、多くの方々の意識では、1日8時間労働、週休2日などという感覚をお持ちなのではないでしょうか?
その様な感覚で考えれば、例えばかなり大雑把ではありますが、90歳まで生きると仮定すると、行政の言う事を聞いて8時間労働、8時間睡眠、8時間自由という感じでしょうか?30年働いて、30年睡眠して、30年自由時間という感覚でしょうか?30年は自由に好きな事が出来るけど60年間は寝てるか惰性という感じでしょうか?
自分ならその様な生き方は不満でなりません。
90歳まで生きるのなら、90年間自分の思う通りの時間の過ごし方をしたいものです。思う存分自分のやりたい事をして必要な分だけ睡眠を取ればいい。と考えています。
仕事が何時間、睡眠時間が自由時間が・・・。という感覚は持っていません。24時間自由時間という感じです。好きな事を仕事としていれば、何時間働いても苦になりません。なので、仕事だとかプライベートだとか休みだとかの区分が有りません。必要な分やりたい分納得する分物事に取り組むだけです。
飲食業ですから、営業時間があり、お客様の予約があり、その時間に合わせて仕入れをして、仕込みをして、営業して料理を作り接客して自分もお客様も満足していい時間を過ごす事が出来れば良い。
その為には何時間仕入れや仕込みをするとか、朝とか昼とか夜中とかはあまり関係ないです。結局一日中料理に関わっているので、働くとか休みとかの境目がないのです。必要なら動くし、休んだ方が次につながると思えばちょっと体を休めるだけです。
{八甲田山城ケ倉大橋付近}
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勤めていればちょっとこんな事は出来ないかもしれないですが、こんな感じに境目なく考える様になり精神的にも随分楽になりました。
「ここから仕事でここから休み。」と区分けするとその時間に縛られて窮屈になるものです。
10年前までは「働くときは一生懸命働き、休む時はしっかり休み仕事と休みのメリハリをつける。」と思っていたものですが、自分自身の行動にスイッチの切り替えを上手く行えば、「仕事は仕事、休みは休み。」としない方がいいと気付いたものです。
これはあくまで、「好きな仕事をしていれば・・・。」というのが条件かもしれません。
ですから、最初から仕事に対するスタンスを出来るだけはやく明確にした方が精神的苦痛は軽減すると思います。
「自分は好きな仕事をする。」という方は幾らでも働けばいいと思います。「自分にとって仕事はあくまで生活の為金を稼ぐ為。」という方は仕事の時間は無の境地で過ごすのがよろしいかもしれません。
他人に行政に自分の生き方を決めてもらう必要はありません。
自分の時間は自分でやり繰りし、自分で思う様に過ごせば良いと思います。周りがこうだとか、あ〜だとかの意見に振り回される事は無いでしょう。
生活を良くしたい、住んでる街を良くしたい、社会をよくしたい、などと思えば、勤勉に誠実に沢山働く事が良いでしょう。
好きな仕事でなくても一生懸命働く事が充実した時間を過ごす事になると思います。
世界のお金持ち、スマートフォンを作ったジョブズさん、アマゾンのベゾスさん、投資家のバフェットさん達はみんな勤勉家で朝早くから遅くまではたらくそうです。
人間国宝の言葉で「仕事が生活。生活が仕事。」という表現は的を得た感覚と感じます。
若い頃はいくらでも時間がある様な、無限に時間がある様な、そもそも先の事など時間の事など考えずに過ごしていたかもしれませんが、歳を重ねるうちに二度とおとずれない一分一秒を大事に過ごしたいと思うものでしょう。
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{津軽平野岩木山を望む}

by tk-mirai | 2019-09-25 20:52 | Comments(0)

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