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富幸の会

{西海岸深浦産1㌔アップの大アマダイ甘酒漬け。}
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不定期に行われる‘富幸の会’。
何か美味しい食材やお酒などがあれば、それを題材に、とにかく飲食に執着のある方々で開催する食事会であります。
今までのお題は‘静岡の日本酒の会’‘日本ワインの会’‘白トリュフの会’‘津軽アムサンメロンと城戸ナイヤガラブリュットのマリアージュの会’‘島根の王禄・十旭日の会’などなどを開催しております。
「これはみんなで食べたほうが美味しい。」「これはみんなで少々集めれば食べれる食材だ。」という様なものを題材にして、気ままに飲み食いして遊んでいるわけです。
今回は、メンバーの皆様方からリクエストを募り、いくつか出たお題の中から‘発酵食品’がテーマとなりました。
ところが、和食は多くの発酵食品を用いて料理をしている為、多くの皆様方が余り当たり前すぎて気にも留めていなくても、自然に発酵食品は召し上がっているものです。
鰹出汁・味噌・醤油・納豆・漬物・熟れ寿司・日本茶など和食にはほぼ全てと言っていいほど発酵食品が利用されているため、いつも通り料理してしまえば発酵食品料理になるのですが、それでは面白くもなんとも無いので、少しばかり趣向を凝らして何か料理を作ることにしました。
けれでも、どこまでなら皆様方に許していただけるのか?どこまでの発酵なら召し上がっていただけるのか?などを考慮すると現代人が抵抗無く受け入れられる料理は限られてしまいます。
幹部会ではアザラシの内臓に海鳥を姿のまま詰めて2~3年地中に埋めてそのまま食べるもの(キビヤック)。北欧のニシンの缶詰。朝鮮半島のエイを塩漬けして壷に入れて発酵させたもの。などなどが出ましたが、たぶん誰一人食べれないと言うことでほとんど却下。
日本で見れば、鮒寿司、クサヤ、メフン(鮭の内臓の塩辛)、鰹酒盗なども考えましたが、自分が遠慮したい。と言うことで、津軽には保存食として沢山の発酵食品があるのでそれを色々仕立て直しました。
{津軽海峡産天然活締め本鱒自家製飯鮓。}
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     献立は
・豊盃大吟醸粕汁白味噌仕立て
・赤飯(あかめし。奥津軽の料理)・桜鱒飯鮓・キャベツとヤリイカ三五八(さごはち)漬け・七戸のメンマ
・天然活締め平目昆布締め八方出汁ゼリー掛け香春町(九州)の柚子胡椒
・アマダイ甘酒焼き
・自家製手打ちぶっ掛けそば横浜町のつぼみ菜を添えて
・本マグロトロ味噌漬け焼き・フグ卵巣糠漬け粕漬け町村クリームチーズ添え・天然紅鮭筋子大吟醸粕漬け
・野辺地納豆(国産大豆)と新玉葱のかき揚げ
・釜石アンチョビパスタ
・平賀の桃酢グラニテ
・七戸大納言小豆と利尻昆布水羊羹
・一保堂天下一玉露
     ワイン
・鳥居平ルージュ07
・トリンバック ゲベレツトラミネール06
・フォンタナフレッダ バルバレスコ06
・ナスワイン メルロー樽熟成05
・ソレイユ メルロー08
・ビオンディサンティーロゼ08
・スズラン酒造 シラー12
     日本酒
・悦凱陣 純米KU16むろか生
・飛露喜 純米大吟醸生詰
・磯自慢 純米大吟醸42
・不老泉 三年熟成
・二世古 純米生
・獺祭 試
おまけ・大正生元ドメイヌソガ2013美山錦
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{幹事長が毎回集めてくる全国の日本酒。幹事長のおかげで日本中の様々な地酒がいつも楽しめます。}

美味しいものを知ってしまうと人は不幸になりますね。
by tk-mirai | 2014-04-10 22:13 | Comments(0)

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