未来のお勧め店 2

{岩手県平泉・中尊寺の桟道}
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先日、ゴールデンウィーク明け、お店のお休みをいただきまして、お世話になっているお客様との食事会のため、仙台にお邪魔させていただきました。
仙台には調理師会の関係で、展示料理のコンクールや技能士免許試験(調理師免許の格上)などでは行く機会はあったのですが、ゆっくりと美味しい食事を取る機会はありませんでした。
東京へお邪魔する機会は何度も有るのですが、仙台にはなかなかお邪魔する機会が無く、仙台にお住まいのお客様が「仙台でよく行くお店が有るのですよ。」と言う一言に「お邪魔させてください。」と一緒にお食事をしていただける機会を頂きました。
その往復を利用して、平泉と岩泉を見学させていただきました。
平泉は中尊寺を筆頭に毛越寺(もうつうじ)などを含め、その周辺一帯を世界遺産に登録しようと進めている土地柄です。
残念ながら今回は世界遺産登録は見送られたようです。何と言ってもそれを選考する方々がどちらかと言うと‘イエス様信仰’の割合が多いので、平泉一帯の仏経概念は理解し難いようです。
ヨーロッパの世界遺産の多くは宗教関係が圧倒的に多いようです。まるで「イエス様」といえば「OK」のようでちょっと感覚的にイエス様贔屓の感は有るでしょうか?
「中尊寺だけなら成ったかもしれない。」と土地の方々もおっしゃっていて、「範囲を広げすぎたかも?」と言う意見も有るようです。
中尊寺周辺一帯、仏経概念の浄土信仰などからお寺の配置・方角、毛越寺の池のつくりや様々な思想が今回は受け入れられなかったようです。
{中尊寺境内白山神社能舞台}
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去年、福岡・大分とお邪魔したとき福岡の博物館でちょうど‘中尊寺金色堂展’が催されていて、「わざわざ九州まで来たのに、青森のお隣の県の展示物を見るとは?」と少しいぶかしく思ったものでしたが、福岡に数年お住まいのお客様に「福岡は見る所ないですよ。国宝の漢倭奴国の金印は見なくていいですよ。がっかりしますから。想像よりあんまり小さくて・・・。」と言われ、それでも話のネタに行こうと考えていた時、大分の国宝の石仏を見て回っていたら、福岡市博物館‘中尊寺金色堂展’というポスターを見かけちょうど会期中という事で
拝見させていただきました。
やはり、博物館で見るより本家本元で見るほうがいいのですが、観光化されていて厳かさには程遠いと感じずにはいられませんでしたね。
それから、去年福岡と同じ日に大分で石仏見学してから、近くに‘風連鍾乳洞’なるものが有るということで、予備知識も無いまま鍾乳洞見学にお邪魔した際、そのあまりの神秘的な自然芸術のすごさに感動して、今回は岩手の岩泉周辺の鍾乳洞に20数年ぶりにお邪魔しました。
{安家洞(あっかどう)。観光化していなくていいですよ。}
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入り口でヘルメットを渡され、いざ!準備。
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{日本三大鍾乳洞・龍泉洞。}
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鍾乳石はそれほどでもないですが、地底湖がいいですね。
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こちらは、観光化していますが、向かい側の新洞は撮影禁止ですが、鍾乳石もよく、縄文時代頃に人が住んでいた形跡も有るらしく、遺跡にもなっています。
安家洞と龍泉洞は車で20分ほどの距離にあります。近くには氷渡洞もありますが、ここは予約しなければ見れないようです。

        お勧め店 2 和菓子系2
亀屋八幡(青森市安方)
この和菓子屋さんは何と言っても薯預(じょうよ)饅頭でしょう。
人通りも車通りも本当に少ない処にお店は有り、目の前まで行ってもお店だと気付かないかも知れません。
薯預饅頭、又は上用饅頭と言われ古典的な和菓子の一つですが、山芋を生地に使用し、そのふっくらもっちりとした歯ざわりと中の小豆餡の香りは和菓子の王道でしょう。
このお店を訪れるたび、「商売っ気も無く、よくこんな所でお店が出来るなぁ~。」と思いつつも「だからいい仕事が出来るよね!」と思うものです。
聞くところによると、茶道を為さる方々には知られたお店で、しっかりとした和菓子作りは評価が高いとの事。
このお店のいいところは、小さな店内。8畳有るだろうかという店内は綺麗に整理され、ショーケースの中身の商品も数少なく、丹精込めて一つずつ丁寧に作られている事が窺えます。
それよりも店内の正面に飾られている額が自分は好きで、それを見るたび「そうだよなぁ~。」と思うものです。
‘くらしが仕事、仕事が暮らし’と示された額。多分、2つの板を用意し、片方に木彫りをしてその文字を浮き彫りし、そしてもう片方の板にまったく同じ大きさの文字を木彫りし、2つを合わせるとぴったり文字が重なるようにし、その文字に墨を流し、布を挟み、ぎゅっと抑えると布に文字が浮き上がるという芸術作品。ではないかな?と独りその額の布を眺め、「仕事に生きる人、職人の世界とはそういうものでいいんでないかな?」と物思いに更けながら、お菓子を包むのを待っているものです。
{亀屋八幡さんの饅頭は午前中で売れ切れることも多いそうです。}
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お菓子の工藤(森田村)
地球村で有名な森田村には、お菓子屋さんが1軒だけと土地の方から伺っています。
それが‘お菓子の工藤’というお店。ここの銘菓は‘カメコ柿’。話には聞いていたその御菓子。干し柿のお菓子と聞いていて、「んん~。よく有るものかな?」と思ってたところ、数年前森田の道の駅で見かけ、早速買って食してみると、「あらっ!仕事してる!」と驚いたものです。
干し柿を使った和菓子は色々なところで作られていますが、「これは、いい!」と言うものになかなか出会うことが出来ませんでした。
ところがカメコ柿は、群を抜いて他の干し柿菓子と比べ美味しいものと感じております。
中は甘さ控えめの白餡、それを干し柿で包み、それをまた小豆の漉し餡を寒天状に固めたもので包んでいて、とても手が込んでいて、味わいも田舎菓子とは思えず品があり、どこに出しても恥ずかしくないお菓子と思われます。
お店のほうにお邪魔すると、やはり人口の少ない土地柄の為、和菓子も有り洋菓子もありパンまであります。そして、どこにでも有るスナック菓子もあり、お菓子専門と言うよりは商店のような感じです。
対応してくれるおば様は、やはりこれまた田舎のおばあちゃんと言う感じで、お客さんの話に興味が無いのか耳が遠いのか、大きな口調でしっかりと注文しなければ通じませんので、ご興味の有る方はご理解の程お願いいたします。
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{工藤さんの秀逸な御菓子カメコ柿}

ヤフーブログ‘食の超大国青森’もご覧下さい。
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by tk-mirai | 2010-05-15 18:25 | Comments(0)

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